現在、精油の精製は工業機器を使っていますが、その基本は魔女や修道士たちが生み出した方法に基づいています。

抽出方法は、精油のラベルにも書いてありますが、プロとしてはこの抽出方法のチェックが重要です。抽出方法によって、芳香や成分が変わります。また抽出の難易度が高く、採れる量が少ないものは高価になります。一般的な水蒸気蒸留法で行うと、精油部分が水に浮きますので、精油だけを取り出せます。しかし、残りの水にも少なからず有効成分が含まれています。刺激が少ないこの水は、ローズウォーター、ラベンダーウォーターとして、化粧水や石けんを作る材料として利用されています。

実際の試験では、主要な精油ごとの抽出方法や抽出部位を直接問う問題も予想されます。勉強の過程では、十分にマークしておき、試験の直前には効率良く見直せるようにしておきましょう。

ケモタイプオイルとは。

ケモタイプとは、CHYMO(化学)と、TYPE(種類)を組み合わせた造語です。省略してCT、もしくは、HECTと表記されたりします。

精油は同じ会社、同じ産地、同じ抽出法でも、時期や、その年の気候によって芳香や成分が変わります。特にオーガニックで育てられたハーブの場合は扱いが難しくなります。

品質にバラつきがあると、医師や療法士たちの処方が困難になります。そこで、ある成分が一定量含まれるように抽出された精油がケモタイプです。一種の品質保証というわけです。

例えば、同じニアウリでも、芳香成分のネロリドールが30%含まれている精油を、ニアウリCT1、ネロリドールが60%ある精油を、ニアウリCT2と呼んで、CT別に区別します。こうすることで、より合理的に使用できるようになります。

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